人参と馬とそれから私(今日は洗濯機)
いつも親友と遊びに出かけると、掃除の話題が挙がる。
なぜかというと、遊んで、ご飯を食べて、話をして、気づくと深夜に近くなり、
親友の家に上がりこむ事になり、それから、彼女の家に泊まる。
すると、彼女と朝起きて、昼に帰るまでそこに居る事になり
彼女の家がとても綺麗で
それから、彼女がとてもまめに掃除をしている事に気づく。
そうすると、どうして、自分の部屋はあんなに汚いんだ!
少しでもいいから掃除をしなければ!
という気持ちになり、私は彼女へ報告する訳だ。
結果、掃除の話題が膨らみ
彼女は私にこう口にする「一日に一箇所でいいから、綺麗にしよう」
もう何度目になるか、というやりとりを繰り返した今日という日に
私はとうとう、帰宅し自分の部屋を掃除する事にした。
車で帰宅しつつ、信号待ちの間に、どこから始めるかシュミレーション
そうしてやがて車はなれた道を辿って帰宅し
部屋着に着替えてさあ、掃除を!しようと!!
最初に始めたのは、洗面所でした。
何故かって、顔を洗おうと洗面所に辿り着き
タオルを洗濯機に放り込もうとした時に、気づいた訳です
『なんか、内側黒い…』
黒いってなんだよ、と自分でつっこみつつも、
その前に衝動的に壁を拭いていた雑巾を片手にそっと、
本当にそっと、洗濯機の蓋を開けた訳です
ほこりって、こんな色になるんだっけ。
異次元の汚さが、そこにはありました。
これは雑巾では叶わないと思い、
大量に溜めてあった(こういう事をするから物が減らすに部屋が汚い)
ポケットティッシュを何枚も何枚も使って拭い続けた。
それから一時間。私は洗濯機と格闘し
休日の午後、季節はずれの大掃除が始まりました。
―次は洗車です。